村上Memorial
カラマズー会の皆様
紅葉の美しい季節となりましたが、皆様にはご清祥のこととお慶び申し上げます。
カラマズー会の皆様、どの様にしてこの会が発展してきたか、ご存知ですか?
この50年を振り返りますと、WMUにとって日本人学生の団体留学は初めてといってもいい、1962年の慶應大学学生の短期留学とその一員であった村上由希子さんの不幸な事故が歴史の端緒となったのでは、と存じます。
本年8月、62年に米国Western Michigan 大学に短期留学され、終了後再度カラマズーに向かうバス旅行中に、不幸にも事故で亡くなられた村上由希子さんの50回忌を迎えました。この50回忌を記念して、Western Michigan大学は、7月14日に由希子さんの妹さんである山本道子様ご夫妻をお招きし記念式典を開催、同時に2005年に編纂した「Yukiko Murakami Memorial Plaqueの由来」を再編纂致しました。8月3日には、ご実家の村上開新堂で、山本ご夫妻主催による関係者の方々への「50回忌を迎え、日頃のご厚情に対するお礼の昼食会」が開かれました。
また、本年8月8日の朝日新聞夕刊に、村上奨学金制度の設立とその後50年に亘る日米交流の広がりについての記事が掲載されました。「村上メモリアルブック」につきましても、下記リンクを設置しましたので、ご高覧頂きますれば幸甚です。その他、二つの行事の詳細は左リンクボタンよりご覧ください。
カラマズー会としてはこの50回忌記念事業を第一歩として、各時代をすごして来られた留学生の皆様からの投稿を待ち、「留学生達の投稿による、カラマズー会と留学生のみたWMUの歴史」を編纂することにより、皆様との絆を更に深めたく思います。本企画につきましては、改め皆様にご相談申し上げたく宜しくお願い申し上げます。
カラマズー会 会長
69-71 大嶋 英二